外国人には理解出来ない日本語の数え方と助数詞

言語
この記事は約3分で読めます。
<スポンサーリンク>

外国人は日本語のことを難しい言語だとよく言いますが、日本で生まれ育った人間にとってこのことは理解しづらい話です。
ということで、中国人YouTuberのむいむいさんが如何に日本が難しい言語なのかを語っている動画を御覧ください。

この動画の中では、日本の数字の数え方が難しいと話しています。
日本人では気付きづらいのですが、確かに言われてみれば日本の数字の数え方は独特です。
例として犬を数えてみましょう。

数字の読み 助数詞の読み
1匹 いっ ぴき
2匹 ひき
3匹 さん びき
4匹 よん ひき
5匹 ひき
6匹 ろっ ぴき
7匹 なな ひき
8匹 はっ ぴき
9匹 きゅう ひき
10匹 じっ ぴき

単純に考えるなら、1=いち、2=に、3=さん、4=よん、5=ご、6=ろく、7=なな、8=はち、9=きゅう、10=じゅうという数字の普通の読み方に『匹=ひき』を付ければ分かりやすいのですが、実際は読み方には微妙な変化があります。
数字のほうでは、

いち → いっ
ろく → ろっ
はち → はっ
じゅう → じっ

となり(10匹を『じゅっぴき』と読む人も多いですが正確には『じっぴき』です)、単位のほうでは、

ぴき
ひき
びき

と3パターンの読み方が混在し、慣れていないと正しく読めないのです。

更に言えば、犬を頭(とう)と数える人もいるかもしれません。
馬や牛などの大きい動物は頭と数えることが一般的で、犬も大型犬なら頭と数える人もそれなりの割合でいるかと思います。
このときは数字の読み方が微妙に変わり、匹の場合は6匹(ろっ-ぴき)だったのが、頭の場合は6頭(ろく-とう)となるのです。
同じ生き物でも、鳥なら羽(わ)、魚は生きているうちは匹(ひき)、死んで売られている場合は尾(び)という言葉が使われます。(マグロやカツオなどの大きい魚が売られている場合は『本(ほん、ぽん、ぼん)』が使われる)
昆虫は基本的に匹ですが、蝶々の場合は頭で数えます。
この数量を表す言葉は助数詞と言いますが、日本語では助数詞ごとに数字の読み方が微妙に変わったりして外国人を混乱させているようです。

ここで質問ですが、ウサギを数える際の助数詞は何でしょう?
ウサギは小さい動物なので、『匹』と考える人が多いかと思います。
これは間違いではないのですが、ウサギは例外的に鳥類の数え方である羽が使われるケースが多くなっています。
由来はウサギの耳が羽のように大きいこととされていますが、獣食が禁じられていた江戸時代に鳥として扱ったなど諸説あるそうです。

人間の数える際の単位は人(にん)なのですが、読み方は1人の場合は『ひとり』、2人の場合は『ふたり』と読み、3人以降は『数字+人(にん)』の数え方になります。
そもそも日本語には『1=ひとつ、2=ふたつ、3=みっつ』などという古い数え方もあり、その短縮形である『ひー、ふー、みー、よー・・・』などという数え方は、外国人にとって呪文にしか聞こえないことでしょう。(^_^;)
日付の読み方はこの古い数え方が採用されるのですが、そこでも

1日 → ついたち
8日 → ようか
20日 → はつか

などと特殊な読み方が出てきます。

また、4を『よん』と読んだり『し』と読んだり、7を『なな』と読んだり『しち』と読んだりすることもあります。
以上のように、日本語における数の数え方は奇々怪々なのです!
日本語における助数詞は、一説には約500種類(中国語は200種類程度)あるとされ、タンスを棹(さお)と呼ぶことなどは日本人ですらあまり知られておらず、ほとんど聞いたことのないような助数詞も多数存在しています。
つまり日本語は数を数えることすら難しい言語で、外国人が覚えることは至難の業となるわけです。

以上、外国人が日本語を話す際は、日本人側が出来る限り理解に務める努力をしてあげたほうがいいかと思います。

<スポンサーリンク>
最新記事
『 言語』の最新記事
ブログランキング

↑ ↑ ↑
更新励みになりますので、毎日の応援よろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました